平成中村座の佐倉義民伝を観に行ってきました。
歌舞伎は以前習ってた着付け教室のイベントで観た事がある程度の初心者なので、二階席の一番後ろ(でも真ん中)で観てきました。
市民芸術館は、ロビーが縁日のようで、手ぬぐいやお菓子、幕の内弁当も売っていて気分が盛り上がります(着物でビール!の人もいた!羨ましいー)。
歌舞伎の絢爛豪華なイメージと違い、今回は重税にあえぐ農民の話なので、渋かった。
エレキギターの効果音に農民の叫びをラップで伝える、意外な演出でした。
スローモーションの直訴シーンなど心に残る場面も多く、歌舞伎初心者でも楽しめるお芝居でした。
社会派の、ヘビーな内容でしたがラストは演出で重さを吹き飛ばしてくれたおかげで、そんなにもやもやせずに席を立てました。
子役が良くて良くて・・・涙が出そうでした。
普段お芝居や音楽から離れた暮らしをしてるので、あわただしい毎日から離れて物語りに没頭する、いいひと時が過ごせました。
歌舞伎の佐倉義民傳も、観てみたくなりました。